24 Spears :)

本格派やさぐれエンジニア たなが ともすけの日常( ・`д・´)b

『プレデターズ』『のぼうの城』を観て今更興奮した話。

土曜の夜はTV録画の消費をせねば、と友人Nとメールしながらも映画を二本鑑賞。
いつ録画したのか忘れてた『プレデターズ』『のぼうの城』を続けて視聴しました。
先週だけで結構ビデオ録画断捨離が出来ました。
結局録画しても観ないんだよなぁ。


ざざっとネタバレを含む感想を思いつくまま。


プレデターズ』は、なんだかんだで楽しめました。友人Nからは「『プレデターズ』? 俺は『テレタビーズ』!」というメールが来る中、視聴。王道で「またかよ」と思わせる展開は、ある意味安心。これぞプレデター(出オチの意)ですよ。
こういうのって登場人物のキャラクターが有りきだと思うのですが、主人公のキャラクターがイマイチ立っていないのは気になりました…^^; 「俺は、ひとりが、いい」って、おまいは中学二年生か!w

あと日本刀を装備したヤクザがタイマンでプレデターに相打ちしたのって何げに凄いですよ。第一作目ではシュワルツネッガーが権謀術数のトラップ地獄に誘い込んでようやく討ち取ったのに、今作は正面から日本刀一本で立ち向かって相打ち。ゲームで例えるなら、プレデターがチートすぎて能力調整がされたのかと思わなくもないですけどね。ベテランプレデターから言わせると「最近の若手は軟弱でホントにも〜」でしょうが。ウチはもっとショボイ ヤラれ方すると思っていたので相打ちは大健闘&大満足です。殺陣はまぁ、アレでしたが。「ここは任せて、先にいけ」的なシチュエーション燃え。あれは侠客やと思いましたよ。かっけー。
で、銃火器<日本刀、このロマン補正は世界共通ですねぃ^^ プレデターの接近戦には接近戦を、という潔さも良いんですけどね。地味でしたが、いいシーンでした。

最後は次回作を感じさせる終わり方でしたが、次作は時代を越えて猛者を集めて狩ったり狩られたりすればいいのに!と思ったら、そこは既にクールジャパンの領域だったでござる。なんか、そういうの増えましたよね。アーサー王が実は女の子でした、ぐらいから。いやむしろ好きですけどね。

プレデターの持つ「遠足映画」の王道感。オチよりも道中を楽しむ的なね。
超人タッグトーナメントの開会セレモニーに燃えた人は観てほしいです。


のぼうの城』はもっと早くに観ておけば良かった!と思った映画でした。
てっきり「なんちゃって架空の籠城戦」だと思っていたら大間違いでございました。
史実にあった忍城(おしじょう)の戦いをモデルにした話。

主人公の成田長親演ずる野村萬斎が非常に魅力的。あの天然で飄々としたキャラクターって、野村萬斎とのシンクロ率が高いですよね。純粋な感じが出ていて、これまたいい役者さんだなぁと思いました。この映画のクライマックスである田楽踊りのシーンは心震えました。本当にあのシーンは素晴らしい!

あと脇を固めていた役者陣が良かった。
だいたいどの時代劇でも佐藤浩市って単騎戦闘力が高いですよね、カッコいいっす^^
あんなん出てきたら勝てないわ。

最終的には籠城の末、先に小田原城が落ちて負けてしまうのですが、敗戦処理時も見せ場でした。あのやり取りとか痺れるなぁ。嫁さん曰く、原作の小説のが面白いとのことでしたので、機会があれば読んでみようかと。


以上、散文感想終わり。


映画は映画館で楽しみたいもので、今月末は『ジョーカー・ゲーム』も公開されますし、年末は『スター・ウォーズ エピソード7 / フォースの覚醒』もあるので足を運びたいんですよね。
あと忘れちゃならんのが映画『虐殺器官』『ハーモニー』。アニメよりもハリウッド映画(表現古いっすか)で映画化して欲しかったのですが、これが切っ掛けになればなぁと願っております。

いやー、映画って本当にい(略