24 Spears :)

本格派やさぐれエンジニア たなが ともすけの日常( ・`д・´)b

何度目かの『サマーウォーズ』で涙が止まらん。

金曜ロードショーで『サマーウォーズ』放映の為、万全を期して帰宅。正座して観ていた。


Anime Festival Asia 2009 : 22 Nov 2009
Anime Festival Asia 2009 : 22 Nov 2009 / chinnian


何度観てもばあちゃんの励ましているシーンから以降、涙なしには見れないし見たことがない。アカウントをかけての花札のシーン。世界中で残っているアカウント保持者が自身のアカウントを差し出すところで、通常であればご都合主義的に観てしまうはずなのだけれど毎回ウチ涙腺決壊。ウェウェ…って言ってる。こりゃたぶん話しの仕掛けが物凄く上手くて世界に入り込んでいるからだと思います。自分が綺麗に取り込まれているというか、引き込まれるというか、完全に浸っている感じ。そりゃ別に斜に構えて見ることもできるんだろうけれど、そんな見方、ウチは好かんですな。考察も結構なんだけれど、エンターテイメントってのは単純に楽しめたかというところが大切だと思います。そういう意味では根底に家族愛を描いている本作は鉄板だよなぁと。広い世代で説明抜きに楽しめます。と思ってます。


個人的には米軍に協力してしまった侘助おじさんの屈折した考え方はめっちゃ理解・共感できるのであった。それが間違っていると分かっていても優先すべきは…、という感じ。あれもひとつのばあちゃんに対する屈折した愛情表現の形なわけで。遺言書の中で語られる侘助おじさんとの回想シーンとあわせて思い出しては…、まーた泣きそうだぜ^^;


あと舞台演劇のような群像劇(?)な作り・構成ってのもあるのかもしれない。
ばあちゃんが亡くなって家族が悲しみにくれるシーンをカメラが左にスライドして皆を映して行くんだけれどいいシーンだと思うんだ。演劇的な感じがあって。


久々に観ましたけど、『サマーウォーズ』は、やはり良作だと思います。