24 Spears :)

本格派やさぐれエンジニア たなが ともすけの日常( ・`д・´)b

元上司と誤算。そして、そこからの…。

打ち合わせが終わって自席に戻るとガラの悪そうな人間が立っていた。どこのヤツだよと思っていたら、ウチの元上司Aさんでした。会うのは3年ぶりぐらいか。久々に見るとまた痩せていたし、髭をはやして益々ガラが悪くなっていたけれど、まぁ元気そうでなによりです。他愛もない雑談をした程度だけれど、これが大誤算でした。


Danbo enjoy watching a pretty sprout
Danbo enjoy watching a pretty sprout / Takashi(aes256)


ちょっと回想。

思い起こせば11年前、ウチを入社させたのはこの人だ。ナリは昔からアレだけれど、腐っていた&出来の悪い自分を拾ってくれたし、Aさんなりの教育もしてくれた。破天荒すぎた教育だったけれど人生を舐めていた当時のウチには調度良い劇薬だった。おかげで何度も死にかけたけれどな。


大袈裟にいうなれば今のウチがあるのは、Aさんのお陰だ。非常に感謝している。普通に生産の部署に配置されていたら今の自分は居ない。確実に。夜中に大声で挨拶の練習をさせられたのも、送別会に会場から叩き出され女性を引っ掛けてこいと指示されたのも、クラブで炙ったわさび煎餅を食べさされて床をのたうち回ったのも、今思えばそれまでの自分の殻を破る儀式みたいなものだったと思う。…そう思いたい。

そういやAさんの送別会で泣かしてやろうと思って手紙を読んだっけ。笑ってやがりました。まあでも気持ちだけは受け取ってくれたかな。照れくさいので確認はしませんでしたけど感謝しても足りることはないぐらいの感謝の念。何度も言うけれど、本当に感謝している。


という訳で、いつか倒してやろうと思っている(*ノω・*)テヘペロ♪



何年か前に、ある仕事で共同戦線をはった時、ウチがお客さんと詰め切れていないところをフォローしてもらった。そればかりではなく丁寧な仕事運びまで見せてくれ、勉強になった。おかげでその仕事は後々スムーズな進行になる。その打ち合わせが終わって帰る道中で言われた言葉をまだ覚えている。


「俺が出来るようなことはキミも当然、出来ないといけない」


この言葉は今でもウチの糧。

あの日から今日まで数年、自分なりには頑張ってきたつもりだった。あわよくば、そろそろ追い抜けて倒せているかもしれねー!などとも思っていた。でも今日、少し話をして分かった。全くもって未だに強敵じゃないの!w 本気で眼の奥にあった光が怖かったです。覇気というか、気合というか、変な魅力というか。それをAさんから感じるということは、改めて自分の成長がまだまだということを認識しました。ちょっとばかしいい気になっていたように思います。ここらで満足していては彼を超えれそうにない。もっと成長しなければ。


屈折した考えかもしれないけれど、師匠超えは最高の恩返しだと思っています。


今日、分かったことは、Aさんが出来る事を当然のように出来たところで、社内的には凄いことかもしれないけれど、それはスタートラインにすぎないということ。そして未だにウチの成長を期待されているということを感じました。上等やん。社内のゴタゴタにはいい加減うんざりしていたところなんよ。


改めて気を引き締めて業務を含め諸々に励みます。
貴方のおかげで楽しい人生になってます。
改めてウチは本当に周囲の人に恵まれていると感じました。感謝。絶対に倒す!