24 Spears :)

本格派やさぐれエンジニア たなが ともすけの日常( ・`д・´)b

「どこでもドア」というネーミングと自分、または提案するという考え方の基本について

打ち合わせを行っていて感じたこと。
「どこでもドア」というネーミングについてですが、作中での効果を考えれば「どこへでもドア」のはず。「どこでもドア」は別途商品の「四次元ポケット」あってのものではなかろうか、と。もしかすると抱き合わせ販売なのかもしれません。またはオプション扱いか。
なるほどの、「どこでもドア」。いい商品名だと思いました。


ちなみに打ち合わせ後、業務フローを説明した部署での展開によると「どこへでもウチ(ta710mo)」らしい。(厄介なところに)ウチを配置して欲しいとのこと。残念ながら、こちらは単品販売。ある意味、頼られているし、ある意味、厄介事はウチにという感じです。ハーフ・アンド・ハーフ。


ウチ、そんなに甘くないで?


藤子・F・不二雄ミュージアム
藤子・F・不二雄ミュージアム / Kentaro Ohno


という訳で、昨日・本日の仕事(の山場)は部署間の業務支援についての調整でした。

どうにかして業務を移行したい、あわよくば社内で「都合の良い労働力」を手に入れたい部署と、厄介事をどうにかして「消極的な姿勢を悟られずに」回避したい部署の業務フロー共有化の調整。

今回(に限らず)、厄介だと感じたのは双方が個人的感情が根底にあって物事をややこしくしている点。
受ける方が消極的になる理由も十分わかる。あの無計画な仕様変更によって引っ掻き回されるのはツラい。力技というか、時間量にものをいわせた対応ってのはスケジューリングの甘さや見積もりの誤差を超えた等のシワ寄せなんだと思う。
挙句に依頼側が物量戦での解決方法を誇るっているのが理解できない。
おい、時間単価、安いな! ビバ、脳筋!! 残業、お疲れさまでーす!


幸い、業務自体はデザインとはいえ個人的にはそう(関係者や上司が言うほど)大したものじゃなく、十分、定型化できるものなので その辺りを受ける側に分解して説明して理解してもらいました。またスケジュール管理については徹底することで進捗把握しやすくしています。予定も立てやすい、はずなのです。以上の解消案を提示することで、丸めk(略


そのスケジュール管理について、ウチに白羽の矢を飛そうとしていましたが前述のとおり。甘えるな。お膳立ては完了しているので、退席させていただきます。あとは(気が)若いもん同士、上手くやってくれたまい。ガハハ!


今回の件で感じたこと。

ひとつ:伝える際はポイントを絞り、単純化すること。

どの部分を嫌がっているかを把握して、その解消案を提示することで、(嫌々ながらも)理解してもらえました。その解消案も出来るだけ分かりやすい・取り組みやすいと感じるまでポイントを絞り説明の言葉には注意しました。話を聞いてもらうのが目的じゃなくて、意図を汲み取って理解してもらうのが目的だったので。お陰で変なトコロで感情論にならずに進めることが出来たように思います。

もひとつ:コンセプトをブレないようにすること。

今回は業務効率化や生産性向上というのがソレにあたるので、自分と違う意見でも主旨となるコンセプトに合致しているものであれば受け入れました。自分の意見を通すのが目的じゃなくて、目的地に着地させるのが目的。その為の道標はしっかりしたものを持っておきたいと同時に柔軟でありたいものです。

最後のひとつ:ヒアリングの重要度

事前のヒアリング、超大事。手探りだとコンセプトがブレて空中分解必至。言葉尻を捉えられて、よく分からないところに迷走する危険性が高いです。今回、それはありませんでした。事前の戦力分析が出来ていたのだよ、ふふふ…。


以上、提案業務を担当している経験が社内調整でも活かせました。
何事も経験やなぁと思います^^


何に困って、何を良くしたいのか。
その為に、何をして、何をしてもらわなければならないのか。


その提示ができれば、何事もいい方向にもっていきそうな気がします。
あと、これはスキルじゃないってところが重要だと思います。上手い下手はあっても、誰でもできる事なのだ!

という訳で、もっともっと磨いていきたいですねぃ^^


帰宅してからの酒が美味いぜ!