24 Spears :)

本格派やさぐれエンジニア たなが ともすけの日常( ・`д・´)b

非デザイナーでも勉強したい!『なっとくレイアウト 感覚やセンスに頼らないデザインの基本を身につける』という良書

立てよ、立てよ、非デザイナー系!


という訳で、ご機嫌いかがでしょうか、たながです。
エセブロガーっぽく書き出してみました。なんか、むず痒いテンションですね、これ。


閑話休題


非デザイナー系な人間にも関わらず、業務上「デザイン」に接する機会が増えている今日此の頃。ここ一年はデザインコンペにも絡ませてもらっていて、Robin Williams著『ノンデザイナーズ・デザインブック』を読んだりしてデザインの基礎を勉強してます。『ノンデザイナーズ・〜』はタイトルの指す通りの良書で勉強になりました。今でもたまに思い出したようにペラペラと読んでます。デザインの道は一日にしてならずじゃ〜!^^


最近は上がってきたデザインに対して「どこをどう手を入れてレベルを上げるか」というところでの指示が弱いなぁと。担当営業も自分の考えだけを具体化できずに感覚で伝えるのでデザイナーとの意思疎通が弱く、デザイナーはデザイナーで言われたことを言われたようにだけ修正。何度か九龍城のような完成度で提出したことがあります。そして九龍城に埋没して欠片も見えないウチのコンセプト。あわわ…^^; もしくは自分の感覚だけを頼りに頑なに修正を拒否るデザイナーとか。本職のプライドは大事ですけどね。でも「作品」を見るのはデザイナーよりも非デザイナーの方が世間的には多いので、その辺りはもうちょっと考えようなんだぜ…。
どうにかして修正指示を的確にして感覚に頼った大振りを直したいなぁと思っていた時にたまたま見かけた書籍が役に立ちそうだったので即購入。それがこちら。


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『なっとくレイアウト 感覚やセンスに頼らないデザインの基本を身につける』(株式会社フレア 著)。
帯には「デザインの手法、セオリーを具体的なデザインサンプルで解説。レイアウトの改善策がわかりやすい!」と、副題と合わせて、まさにウチの思っていたことが!w


本文はサンプルを例にしてどこをどう修正することでレベルアップするのかが比較・解説されていて、実際に作成された実例集で補足されるという構成です。実にわかりやすくて読みやすいものでした。こういうのはデザインの基本中の基本なんだろうけれど、非デザイナーには福音レベルです。読みやすく、パラパラと楽しめる所は大きい。


読み終わって感じたのは、改めてデザインにはちゃんと手法やセオリーがあるということ。ただなんとなく、で作られたものよりもそういったところを抑えたものの方が断然伝わりやすいです。構図や使用する書体、色味などなど、漫然とレイアウトされたものに手をいれる際のポイントになりそう♪ こうして実例集をみていると実に理にかなって作成されています。感覚だけじゃあいいものは作れないということは、裏を返せば経験が超重要ということ。デザインは情報を伝えやすくするもので、そこに天賦の才はない!…と全てそう言い切れるものでもないのでしょうがw、コツコツとレベルをあげることは出来そうです。非デザイナーにこそ読んで欲しい、と言わざるをえない良書です。こいつで、デザイナー勢に的確に斬り込むぜい!なんつってw


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