24 Spears :)

本格派やさぐれエンジニア たなが ともすけの日常( ・`д・´)b

伊藤計劃の世界のこと

9月に入りまして、唐突に思い出したので検索をかけると期日が迫っておりました。そう、待ちに待った、待ちすぎた、伊藤計劃の世界。それがアニメーションでというのだから、テンションも上がりますよね。


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あまりの嬉しさに虐殺ポーズをとる たなが と、呆れるクラヴィス・シェパード大尉。


という訳で、来月10月から12月までの三ヶ月で伊藤計劃先生の3作品が、それぞれアニメーション映画で公開されます。まず10月2日公開の『屍者の帝国』にはじまり、11月13日公開の『虐殺器官』、12月4日公開の『ハーモニー』。映画館で見たいのですが、さてさて、どうなりますやら。ああ、行きたい!行きたい!!でも一番近くが「OSシネマズ神戸ハーバーランド」という現実。「全国公開」なんて書いてあるから期待したのに! 時間、作れるかなぁ。てか、テラッソ姫路よ、何をしているんだい??


という訳で、例によって正座してそれぞれのPVを観て溜飲を下げることにしますとも。




でも、何と言っても『虐殺器官』だよなぁ。できればハリウッドで実写映画化して欲しいぐらい。それだけのしっかりしたプロットになっていると思うんだ。伊藤先生の映画好きさが作品に現れているというかなんというか。主人公クラヴィスのイメージがなんとなくキアヌ・リーブスをイメージして読んでいたのでアニメ版はちょっと若いような。やっぱ、ちょっと影のあるトコは中年の方がいいと思うんだ。(偏見)で、やっぱり吹き替えは小山力也でお願いしたい。ちなみに同僚のウィリアムズは玄田哲章で。嗚呼、やばい、最高すぎて想像しただけで鼻血がでそうです^^;


その前に『屍者の帝国』を読了したおきたいところです。中々進まないんだよなぁ。何よりウチは伊藤計劃先生の書く『屍者の帝国』が読みたかったというのが大きいです。円城塔先生が悪いと言っている訳じゃなくて。でも伊藤先生が書いた一章は神がかっていた。まだまだ伊藤先生の書く物語に浸りたかったなぁ。そのうち大災禍(ザ・メイルストロム)を中心とした物語もあったかもしれない。伊藤先生の早世が惜しまれる。本当に残念。なんか、一年に一度は伊藤計劃の事を思い出している気がする。でもこうやって映画化されて多くの人の目に触れることになったのは嬉しいです。映画化されて、たぶん喜んでいるんじゃないですかね。もしくはいつものようにblogで批評しているかも^^;


ウチの最高に好き過ぎる作家、伊藤計劃へ捧ぐ。
最高に痺れる愛と勇気をありがとう。


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