24 Spears :)

本格派やさぐれエンジニア たなが ともすけの日常( ・`д・´)b

改めて37シグナルズの『小さなチーム、大きな仕事』を読んでました。

さて。ここ数日、読書を楽しんでました。以前、ビジネス書を定期的に読んでいた時期があって、今思えば仕事に対して前向きに悩んでいた時期だったんじゃないかなと思います。色々と読んだけれど、その中で今でも思うことがあれば引っ張りだして読む本がある。その一冊が『小さなチーム、大きな仕事』(ジェイソン・フリード&デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン 著 黒沢健二・祐佳ヤング・松永肇一・美谷広海 訳)。原書『Rework』の日本語訳版だ。最近知ったけれど「完全版」があるとのこと。でもまぁ、違うのはイラストの有無らしく買い直すほどでも無いかと思ってます。


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発売当日にジュンク堂に走って購入して、帰宅までの電車の中で貪り読んだのを思い出します^^; 仕事に対して自分の軸とか芯になるものを探していたのかもしれませんな。ほれ、社会人デビューが遅かったのもあって遅れを感じていたので。まぁ、今となっては何を焦っていたのかって話ですけどね。でも当時は必死だから。そして、それが良かったんだと自分では思う。あの乾きの素は間違いなく「ハングリーさ」だった。今で言う「意識高い系」なんだろうけれど、それは別にアピールとか誰かに対してのものではなかったっけ。

意識高い系の定義(?)が今だに理解できないんだけれど、周囲や他人への押し売りにならない程度なら真剣にやることは大切なんじゃないかと思うのよ。別に笑うこっちゃない。自分に合わないなら放置しておけばいいのだ。閑話休題


2010年に発刊されて6年経つけれど、今だに読み返すと得るものが多い。まずは小さくても良いので行動を起こすことの大切さってのは時代の流れとは関係ないもんな。


本の中には「けんかを売る」なんてのは表現こそ刺激的だけれど、ようよう考えれば別段特殊なことを書いているわけでもない。決断を恐れるなってことか。心に響いたところを書き出すと以下の様な感じ。

何か本当にしたいことがあれば、他にやることがあろうとも時間を作る。残念なことに、多くの人はそれほどではないのだ。そして彼らは時間を言い訳にして自尊心を守ろうとする。言い訳してはいけない。夢を実現するのは、完全にあなたの責任なのだ。
そのうえ完璧なタイミングは決して到来しない。いつも若すぎたり、年寄りすぎたり、忙しかったり、金がなかったり、その他いろいろだったりする。完璧なタイミングのことばかり考えていても、それは絶対にやってこない。(p.33)

経験の長さは過大評価されている。大切なのは、どのくらい質の高いことをしていたのかだ。(p.144)


などなど多数ある。
まずは一歩、ってヤツが重要。
仕事にかぎらず、何事もだこれー!と思うこともあって、改めて勉強になりました。
今欲しかった自分なりの「自信」は思ったよりも過去に一度見ていたのだと思うと、ちょっと嬉しいですね。
そして、これが灯台下暗しか…w

今読んでも、色褪せぬ良書でございました。


よし大丈夫だ( ・`ω・´)b
明日も頑張ろうっと。やらなきゃな。