さて。そんな訳で今年の七夕は人事の嵐が社内を吹き荒れたのであった…。
まず人員不足が深刻な生産ラインにベテランが異動で配置されるも、それまでそこに配置されていたベテランがなぜか異動。
結局、頭数は変わらず単純に社歴だけが長い未経験者が入り現状よりも戦力ダウン。
担当者はブチ切れ寸前だった。
プリプレスでは内部校正要員のさらなる人員増強に伴い、これまで担当していた出来がよろしくない要員をオペレータに排出。
その時点で意味がわからない（オペレータが出来ないから内校要員になったのに、要員が補充されたのでオペレータに戻った）のに、そのアオリを受けてパートで出社していた件の新人がYour Fire !!され、即日で席が消えた。
朝は出社してたと思ったら定時頃には席ごと居なくなっていたとか笑えない。さすがに正社員は切れないからなぁ…。
まぁ、正直、Fireされる方もアレな感じではあるんだけれど、そういう急速かつ場当たり的な人事が及ぼす影響はあまり考えられていないようで、なんとも情けない。
何度も言うけど、一回は『三国志』とかゲームをすればいいんですけどね。
あと管理職が現在進行形で暴走していて失笑しかない。
こちらもイエスマン属性で役職が上がっただけで管理職としてイエスマンらしく頑張っているけれど、それでは人心掌握出来ないだろうなぁという感じ。
いわゆる正義感の空回りってヤツだ。見てて哀れですらある。知らんけど。
そんな中でも淡々と粛々と引き継ぎ業務を進めているワシ。
この手の人事にわざわざ腹をたてるほど暇ではない。
ましてや引き継ぎは会社命令での業務で、先の管理職からぜひ引き継がせて欲しいと要望された動きなので吐いた唾は呑めないことを身を以て思い知って貰う必要がある。
引き継ぎ先の担当者が多忙でどうなろうが、俺には預かり知らぬ事なのだ。
…と、割り切れれば苦労はしない。
アホな管理職と違って、担当者は頑張っていて罪はない。
管理職が後のことも考えずにパンドラの箱を開けたのが悪いとしか言いようがない。
それで潰れても俺は何も感じないかもしれない。
これが先に続く組織であれば、もう少し俺の動きや考え方も違ったんだろうけれど。
沈むかもしれない組織を、その組織の長の意に反してまで憎まれ役を買う必要はないとの判断。
今はなにより時間とお給料が欲しい。
十中八九、この判断は間違っていない。
作った時間で、さっさと帰宅して家族との時間を大切にする。
今の俺には何よりも大事なことなので。
今回の荒波も乗り越えていかねば、だ。
