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本格派やさぐれエンジニア たなが ともすけの日常( ・`д・´)b

趣味を探そう! プラモデル編(なっちん作成編)

さて。4月は思うところがあって、趣味探しの旅に出ていました。
今回はプラモデルに挑戦、ということでキャビコさんから発売されている『チョイプラシリーズ No.003 陸上自衛隊07式戦車 なっちん』を作成してみました。

cavico.mystrikingly.com

ちなみに、自分のモデラーレベルは駆け出し爪切りモデラーに毛が生えたレベル。
大人の階段を登りかけたぐらいです。
仮組みで満足&やる気をなくして、キットを箱にしまい込んでしまう悪癖がございます。

せっかくなのでこれまでネットとかで見聞きしたものを一通り試して完成させるのが今回の目的です。
さて、どうなりますやら。


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試してみたいこと。

趣味探しだけど、そこそこ面白くやりたいので目標はもっておきたいぞ、と。
今回、やってみたいことは以下の通り。

筆塗り
このキットは単色なので、塗装して楽しむものだと想定。
なので、絶対に塗装は行うことを決めていました。
いきなりコンプレッサーを買うのはアレなので、筆塗りに決定。
水性塗料のアクリジョンで塗ることにしました。

設定画から、イメージとして『ガサラキ』的なものを想定。
セールカラーをメインに差し色でグレー、オレンジ、シルバーに決定。
気になって、後で『ガサラキ』を見たらグリーンでした。まぁ、感じ感じ。
(たぶん、ガサラキのプラモデルキットの影響です)

ディテールアップ
そのまんまだと面白くないので、ディテールアップを施します。
技法で知ってるのは「スジ彫り」「プラ版貼り付け」「メタルパーツ換装」「デカール貼り」。
とりあえず全部やってみます。

トップコート
塗装後の保護のためのトップコートを塗布します。
これは筆塗り塗装とセットみたいなものですね。
トップコートを買っていつかやろう!と思ってから2年。
ようやく陽の目が!って感じです。


以上、やってみたいことでした。
他には合し目消しとか、可動化とかも考えたのですが、合し目はそんなに出ないのと、可動は工程が延びそうだったので割愛。
早くも逃げが入りましたw
でもまぁ、身の丈にあった感じにはなったかなと言い訳。

作成の流れ。

これはもういたってスタンダードで。
プラ版貼り付け、スジ彫り、筆塗り塗装、デカール貼り、トップコート、メタルパーツの順。
仕事は段取り8割。もう出来たようなものですね!
各種道具を揃えてスタートです。

では、写真を交えつつ…。

プラ版、貼り付けてみた。

これは仮組みして、プラ版を貼り付けたところ。

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プラ版の厚み0.3mmを細かく切って、背中を中心に貼り付けてます。
白いのが貼り付けたプラ版。なんか、いきなりそれっぽくなりました!^^
湿布貼ってるみたいですが…w
これは初心者でもお手軽にカッコよくなりますね。

プラ版、上手く均等に切り分けて貼り付けているように見えますが、実際は誤差があります。
これ、プラ版同士をあまり近接させないことで均等っぽく見えるんだとか。なるほど。

犯人はヤス

プラ版の貼付け後は全体をヤスリがけ。
塗料の食いつきをよくしました。
その後、デザインナイフでスジ彫りをボディの左右に行ったのですが、難しく失敗。
補強のシールを貼ってましたが歪む歪む。
専用の道具が無かったのもありますが、経験値不足。
スジ彫りしては失敗してヤスリがけの繰り返し…。
聞くのとやるのとの違いってヤツでしょうか。またリベンジしたいです。
そんなことを繰り返し一応、それっぽいスジ彫りが出来たので、まぁ、満足して次~!

塗装してみまったー!

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筆塗り塗装してますね。
今回、アクリジョンを使用するにあたりアクリジョンベースカラーを下地塗布。
ベースのグレーにブラックを混ぜたものを塗った上で、各色を載せていきます。
ベースカラーを使うことで塗料の食いつきが一気に良くなりました^^
上記の写真はセールカラーの一回目。
下地の黒色が薄っすら見えていて、これがまたいい感じです。コーヒーゼリーみたい。
筆塗りはこのあと3回ほど。
小さいところは細い筆を使用しています。

アクリジョンは乾燥後強くなるので2000番台のヤスリがかけれるので、角を中心に軽めにヤスリ&デザインナイフで擦りました。
下地の黒が見えて、塗装ハゲみたいな効果が出たので、これはやってて楽しかったですね。
塗装完了はこちら。

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シルバーが思ったよりも発色していていい感じです。

ポイントで入れているオレンジ。
はじめはそのまま塗ったのですが食いつきが悪く、二回目はベースカラーホワイトで薄めにして塗ったところ2重になった感じで怪我の功名でした。

残念なところはプラ版が一部で塗装に埋もれてしまっているところ。
やむ無しですな。

はい、次~。

デカール貼って、トップコートを吹いて、ついに完成!

デカールは買いだめしていたガンダムデカールとかから適当にチョイス。
パーソナルナンバー24を入れてみました。

初めて水転写式デカール貼りに挑戦しましたが、小さすぎて手が震える震える^^;
並べて貼り付けるのに、かなり苦戦しました。
でもデカール記載の小さい文字が入ると締まりますねー。

あとは晴れた日にトップコートを吹き付け。
トップコートが乾いたらメタルパーツっぽい銀色のビーズを瞬間接着剤で貼り付け。
で、完成したのがこちら!

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初めてにしては上出来なんじゃないでしょうか?!
トップコートを吹くと一気にお高い感じが出てきました。こりゃ凄いわ。

ボディ横に入れたスジ彫りも、それっぽく見えていて良かったです。
塗装ハゲっぽくして止めててよかったなぁと。
たぶん、スミ入れしてたら主張しすぎになってたと思います。

シールドに貼り付けたなんかよくわからない赤いデカールがセールカラーに映えてますねー。
今回、プラ版は背中、正面はデカールをポイントで入れて緩急つけてみました。
やっぱりデカールはいい!

写真では分かりづらいですが、背中の尻尾っぽいケーブルの横に銀色のビーズを2つ貼り付けて排気っぽいのをイメージしています。
手芸屋で買ったビーズがいい仕事してる、と個人的には思います。選んだ甲斐がありました。

今回の楽しいポイント&学び

作成するにあたって、ざっくりとネットで情報を集めてから始めてみました。
やはり思った以上に「見る」のと、実際に「手を動かす」のとは違いがありますね^^
知っているのと、出来るのとの違いってヤツでしょうか。
それが楽しかったです。

あと失敗してもリカバーする大切さ、でしょうか。
妥協とのバランスとも言いますか。
筆塗りやデカール貼りなど細かい作業時の手の震えが半端なくて、腕を固定したりして頑張ってみましたw
ある程度のところは妥協してやってますが、完璧を求めると前に進めなくなるのでポイントを抑えないとなぁと思います。
別にプロでやってるわけでもないけど、ある程度は達成感は欲しい。
このバランスでしょうか。
そういう意味では4月中旬から始めて、予定通りGWに完成できたので良かったです。
たぶん延びていたら飽きてたと思うし^^;

当初予定していた感じ(ガサラキのTA風味)で完成できたので大満足です。
アクリジョンだと塗装が手軽に楽しめますね。片付けも楽だし、変な匂いもないし。

この大きさで約一ヶ月なので、ガンプラ1/144だと1年はかかるなーと思います。
でもまぁ、それもまた良しですね。
プラモデル、長く楽しめそうな趣味になりそうです。


趣味を探そう、プラモデル編は以上!
またやってみようと思える趣味でした。
さて、次は何をしてみようかな~。
ではまた( ー`дー´)ノシ