24 Spears :)

本格派やさぐれエンジニア たなが ともすけの日常( ・`д・´)b

ノートの取り方なら「コーネルメソッド」がオススメ。

会議の席やお客さんとの打ち合わせでノートを取る機会が多くありますが、その後にまず見返すことがないという状態でして。先日も社内で開かれるゼミで気持ち新たに!ノートを新調したのですが、これがまぁ、ゼミ終了時に見返すと何を書いているのか分かりませんでした。数時間前に聞いていたのに!?
なんというか、ノートを取るのは話を聞いているアピールの小道具じゃないんだからと強く思いました。我ながら情けないっす^^;
で、結論としては、読み返せるノートが取れるのって、カッコいいじゃない?!ってことです。


Pi Day#2
Pi Day#2 / Takashi(aes256)


丁度折よく本屋でノートの取り方等の書籍特集をしてまして、色々と立ち読んでみましたが、これという解決法が書いてあることもなく。何故か文具の紹介などが記載されていたりもして、うーむ。いや今回知りたいのはそういうのじゃないんだよなぁと、残念な気分で帰宅したのは一ヶ月前の事。


で、諦めきれずネットで調べてみたら結構ありました。お宝情報の山状態です。

本屋で立ち読みした書籍でも紹介されていたひとつですが、付箋を利用するというのも情報整理としては面白いなぁと思いました。ただ、後でまとめるのに時間がかかりそうなのと、付箋という周辺機器が必要なのがちょっとなぁという感じです。自分なりのルールで使うとえぇんやろうけどなぁ。まぁ、アイデアをまとめるには面白そうなんでどっかで使っていきたいです。


それ以上に「これは!」と思ったのがありました。その名も「コーネルメソッド」!
この「メソッド」(方法・方式の意)って言葉が今様で たまらなくペラく感じるのですが、そこはスルーしてください。なんでもコーネル大学で40年ほど前に考案されたノートの取り方、らしいです。凄えな、コーネル大学。不覚にも学生時代には一度たりとて聞いたことのない言葉でして、40年前てマジかよ?という気持ちがないでもないです。
詳しくは以下のサイトに掲載されているので、読んでください。


Gakken Sta:Ful 商品紹介 コーネルメソッドシリーズ


早い話がノートを3等分(ノートエリア、キーワードエリア、サマリー(要約)エリア)して、記載内容を分類するというもの。本体のノートエリアで全体を拾いながら重要なキーワードは別途書き写しておき、最終的に要約で締めるという感じです。


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実際に会議やゼミで使うようにしていますが、これ、義務教育とかで教えて欲しいレベルでした。ちゃんと「自分で考えるノート」になるし、後で見返しても使える「情報」として整理できます。専用のノートも販売されているようですが、別にどんなノートや手帳でも使えます。使い出すと活用の場が広いです。

またこのエリア種別も自分なりにアレンジを加える事で独自のまとめ方もできます。重要なのは3分割して、エリア毎の区分(情報)をきっちりと分けること。結構 基本的な所ですが、これがキモです。


会議や打ち合わせで、すっきりとわかりやすいノートを取るなら「コーネルメソッド」をお試しあれ。このまとまり方は結構クセになります。



■追記(2015.10/07)
会議やセミナー、客先での打ち合わせでノートをとる機会の大半は「コーネルメソッド」で記述して約半年が経ちました。情報が整理され、読み返しても分かるようになりました。字の汚さは相変わらずですので、この辺りは別のアプローチが必要ですが…^^;
かなり効果的に使えるものと思いますので、今後も継続していきます。別に専用のノートでなくても出来ますのでオススメです。

あと副産物的にノートを開くと、その時間が自分にとって有意義だったかどうかが、ひと目でわかるようになります。キーワードエリア、サマリーエリアが綺麗だと十中八九、得るものがない証拠でして、サマリーエリアに「時間の無駄でした」と書かれている会議もあり………(略

ともあれ、学生、社会人に関係なくオススメですので、ぜひ!