24 Spears :)

本格派やさぐれエンジニア たなが ともすけの日常( ・`д・´)b

『デザイン入門教室[特別講義]』読了のお知らせ【非デザイナーも! デザイナーにも!】

さて。たながは非デザイナーですが、業務で担当することの多いデザインコンペなどでの勝率の低さ解消の一環で始めた独学でのデザイン力育成を継続中です。感覚に頼らないデザインに対する見方を養うのが目的っつて取り組んでます。
デザイナーから提出されてくるデザインに対して「ベネ!(良し!)」というのが、果たして自分の好み「だけ」で選んでいるとしたら…。そりゃ他社と競争して負けんのも必定な訳で。


って、さらに言うなれば、厳しいかもだけれど社内オペレーターのには あまり満足しないっちゅーか^^;
たぶん、否、確実にレベル低いマン…(´;ω;`)
それでいいと思っている辺りが偏差値 疑うぜ! など。


やー、嘆いてもしかたなんですけどね。手持ちのカードで勝負しなければならない現状でどうすれば勝てんねん!?というところで独学という考えに至ったわけで。まぁ、そういう感覚は持っていても損はしないし、業務によっては結構大事なんじゃないのかと。学習先はネットと書籍。独学なれば自分のペースで進められる方がいいかと思ったり。


という訳で、今回読みきったのは SB Creative から発売されている『デザイン入門教室 [特別講義]』(坂本伸二 著)。


f:id:ta710mo:20151125205529j:plain


表紙の「グラフィックワークから企画書、プレゼン資料まで。デザイン基礎力は一生役立つ武器になる!」「センス、経験、一切不要!」ってすんごいコピーだと思います。本屋でウチのハートを一瞬で鷲掴みよった^^; 時間を見つけてはボチボチと読んでたら、読み切るのに約半年かかってしまいました。そして、その間、ずっと自宅と会社を行き来していた仲なのだw

内容はこんな感じ。

目次:
Chapter 1 - デザインをはじめる前に
       ~ はじめに知っておくべき最重要ポイント ~
Chapter 2 - レイアウトの基本ルール
       ~ 紙面イメージを決定する配置設計の基礎知識 ~
Chapter 3 - 写真と画像
       ~ 目的別で学ぶ、写真の選び方と使い方 ~
Chapter 4 - 配色の基本
       ~ 色には人の心を動かす力がある ~
Chapter 5 - 文字と書体
       ~ 読みやすく、人を惹きつける文字と書体の使い方 ~
Chapter 6 - 文章のデザイン
       ~ 読みやすい文章制作の基礎知識 ~
Chapter 7 - インフォグラフィック
       ~ 情報の図式化と、グラフ・表の作り方 ~
Chapter 8 - 実践演習
       ~ 頭の中のイメージを具体化するデザイン実技 ~


感想として、内容的にはかなり満足度が高い一冊でした。
定番ながら基本を抑えた内容だと思います。「特別講義」はダテじゃない!^^


個人的にはChapter1、3、5、7が特に参考になりました。写真選定は印刷物に限らずweb等でも活かせますし、文字と書体のアイコン化時の注意や見せ方も参考になりました。あとインフォグラフィックは手間がかかるかもしれないけれど、ものを伝えるのに非常に大事な情報の取捨選択。略していいとこ、わるいとこ。本当に小さいところだけれど必須です。こういった一手間が全体的な完成度に影響しているんじゃないかと。


あと地味にChapter1の「情報整理」は見落としがちがけれど大事。これがブレていると何しているのか分からん。


Chapter 8に関しては、流石にないわーってレベルの作例の改善比較が出てました。んが、よくよく考えると かなり極端な例なだけで社内も似たようなものでした(*ノω・*)テヘペロ♪ …て、笑えねぇ! orz


一度、通読したぐらいで身につくものでもないけれど、個人的名著『ノンデザイナーズ・デザインブック』の後に読むことで更に理解が深まると思いました。
デザインはセンスもあるかもだけれど、決して伸ばせないスキルじゃないってのは改めてよく分かりました。ちょっとした資料作成をする非デザイナーの方はもちろん、デザイナーの方にも発見はあるんじゃないですかね。定期的に読み返したいオススメ名著です。


SBクリエイティブ:デザイン入門教室 [特別講義]



さー、次は何で勉強しよっかなー!(-ω☆)キラリ